日本一周後の駄文

仕事を辞めて日本一周する人間の脳内とは。

放浪の旅後日談4 持ち物編Ⅲ

みなさんこんにちは。
最近は持ち物の紹介ということでやってきましたが、それも今回で終わりです。
前々回はフロントの左側、前回はフロントバッグと後ろ側の荷物を紹介しました。
今回はフロントの右側、主に「衣類系」の紹介となります。
肌の強さや気温に対する耐性などは人それぞれなので個人差はあると思いますが、まぁ参考にはなるんじゃないかと思います。


それではいきましょう!


まずは基本的な衣類です。

半袖のTシャツが4枚、短パンが4枚、パンツが4枚です。
Tシャツは全てポリエステル素材の物を持っていきました。
おそらく、日本一周をしている人のほとんどはこの素材じゃないのかなと思います。
吸水性と速乾性に優れているため、汗をかいてもそれなりにドライに保ってくれるのです。
もちろん、夏場の沖縄や九州では完全にキャパシティを超えていたのでビショビショになってしまいましたが、これが仮に綿素材だったとしたら、もっとひどいことになっていたでしょう。
乾くのが早いというのは、行動中だけでなく洗濯の時にも役立ちました。
夜に洗濯して干しても、朝には乾いていますからね。


短パンは4つですが、いずれも運動用のもので、こちらも吸水性、速乾性に優れています。
パンツは普通に使っているものでしたが、別に困ることはありませんでした。
汗で濡れても、まぁ何とかなるもんです。


衣類系はまだ終わりません。

残りがこちらです。
長袖のTシャツが2枚、フリース1枚、ウィンドブレーカー1枚、ストッキング1枚、長ズボン1枚、靴下4足です。
フリースはもちろん暖かいのですが、仮に汗をかいて濡れてしまってもすぐに乾く高性能なものです。
ズボンはストレッチが効くなかなかいいやつで、どちらも登山用に以前購入していたものです。
4月の東北や5月の北海道などではこれらがなければかなり厳しかったのではないかと思います。
ストッキングは、短パンの下に日焼け対策として履こうと思っていたのですが…使ったのは2,3回程度でした。


ちなみに、フリースとストッキング、ウィンドブレーカーは新潟辺りで実家に送っています。
夏だったら確実に不要なものですからね。


これらを私は圧縮袋に入れてパッキングしていました。

1日分の着替えをそれぞれの袋に入れておきます。

それをぐるぐる巻きにしてバッグに詰めれば、こんな感じになります。
結構ぎゅうぎゅう詰めです。
このバッグの背中側にあるシロクマのファイルですが、この中には証明書の類を入れていました。

このバッグの背中側(?)は固くなっているので、折れ曲がる心配がありません。
ちなみにこのファイルは、秋田県の水族館「GAO」のレストランで食事をしたときに記念でもらったものです。


このバッグには、これら衣類と洗面用具を入れていました。

虫対策のスプレーと塗り薬、傷薬と石鹸、ウェットティッシュ、シップ、薬、コンタクト関連、ハサミ、爪切り、歯磨き類です。
旅をしていると銭湯を利用することが多いのですが、銭湯には備え付けのボディソープがないところの方が多いんですよね。
私は基本的に丸刈りなので、石鹸で頭も身体も洗っていました。
シップはお守りのようなものです。
眉毛を切ったりする用のハサミも持っていましたが、眉毛を切るためには一切使いませんでした。
でも、こういうタイプのハサミは小さくて軽くて便利です。
ナイフよりも使い勝手がいいので、一本持っておくとなにかと安心です。
こいつらを、百均の袋に入れていました。


こいつを、先ほどのバッグの上に詰め込みます。

紹介し忘れましたが、ここにタオルも一緒に入れます。
割と上に盛り上がっていますが、グイっとやればちゃんと締まります。

ナイスなパッキングですね!
以上で私が持って行った荷物は終了なのですが、実はもう少し装備するものがあります。
それがこちらです。

こいつらは常に身に付けている装備なので、自転車に積むことはありません。
左上から、膝のサポーター、ランニングマスク、手首のサポーター、アームガード、帽子、グローブです。
私は旅に出る前、自転車や登山をしていると突発的に右ひざが痛くなることがあったんです。
その痛みを少しでも和らげるために、何年か前から運動する時にはサポーターを付けるようになりました。
実はこれ、旅の途中で伝線してしまったので一回買い替えています。
ランニングマスクは、どちらかというと首の日焼け対策のために購入しました。
これを常に巻いておくと、お店に入る時にサッとマスクにすることができるので楽ちんです。


ただ、山口県の萩市のスーパーで休憩していた時には、変なおっさんにからかわれました。
そのとき、私はスーパーでおにぎりを購入し、店の前にあるベンチに座って食べようとしていたんです。
すると、一人のおっさんがおもむろに私の隣に座ってきたんです。
「え、えへへ……お、お兄さん、自転車乗ってるの…?えへへ…」
「(なんかめっちゃ挙動不審な人だな…)はい、そうですけど。」
「へへ…大変だねぇ…えへへ…」
「(不気味だ…なぜわざわざ隣に座って来たんだ?それにマスクもしていないし)はぁ、大変ですけど楽しいですよ。」
「えへへ…そうなんだ…ところで、そうやって帽子をかぶって…そういう布を口に巻いていると…なんというか…その…アフガニスタンの…テロリストみたいだねぇ…?」
なんとなく話し方が吉良吉影に似ている人でした。


こんな感じの変なおっさんにテロリストだとからかわれる可能性が無きにしも非ずですが、まぁ普通に考えれば便利なので、このご時世ランニングマスクは有用だと思います。


アームガードと帽子はいずれも日焼け対策です。
アームガードは日焼け対策になるのはもちろん、汗を吸って腕をドライに保ってくれます
一回、つけずに走ったことがあるのですが、翌日は日焼けで腕がひりひりしてかなり大変でした。
お風呂に入ったときなんかは手が焼けるんじゃないかと思ったくらいです。


グローブは自転車用のもので、手のひら側にはパッドが入っています。
これは旅に向けて購入したのですが、6月くらいに親指の部分に穴が開いてしまいました。
そのままでは不格好なので、いっそのことと思い親指の先端部分を切り落としたのですが、スマホの操作がしやすくなって逆に良かったです。


はい、以上です。
あとは…リストラリストですね。


気合いを入れて持って行ったはいいものの、やはり使わなくなるものってのがあるんです。
もちろん、季節が変わったことによって使わなくなるものはあります。
衣類だとウィンドブレーカーやフリース、寝具では寝袋などは、もちろん実家に送り返しました。
ここで紹介するのは、そういったものは除いた、マジでいらなかったものです
ではいきましょう。

まずは自転車関係のものとして、上にあるのがレッグガード、左下がレーサーパンツ、右下がサドルカバーです。
レーサーパンツとサドルカバーはパッドが入っているので、お尻の痛みを軽減してくれるんです。
ただ、私はそれほどお尻が痛くならなかったので一回も使いませんでした。
レッグガードは短パンの日焼け対策に持っていったのですが、足の日焼けは特に皮膚が痛くならなかったので、こちらも一回も使いませんでした。

あとは趣味系です。
地図をもっていって、自分の走った道をなぞろうかと思ったのですが…途中から面倒くさくなりました。
道の駅マップも購入したのですが、実際スマホで調べれば事は足ります
右上の文庫本は、雨で停滞する時があったら読もうと思っていたのですが…本を読むひまがあったら雨の中でも前に進みたいということが分かったので、結局開いてすらいません。
右下にあるのはオカリナです。
何かのタイミングで吹こうかなと思ったのですが、結局一度も吹きませんでした。


それと、今は手元にないので写真が取れないのですが、ニンテンドースイッチライトも持っていったんです。
これも暇つぶしのために使えるかなと思っていました。
結局これを使ったのは、宮古で足を怪我して、1日ホテルで停滞した時だけです。


なんというか、娯楽ももちろん大切ですけど、それをやる暇はあまりないと思った方が良いかもしれませんね。
娯楽に時間を使うくらいなら前に進みたいと私は考えていました。



そういえば、山形県で泊まるところが一緒になった、自転車で日本一周をしている人がいたんですけど、その人は、
「日本一周に持っていけるものには限りがある。だからこそ、持っているものを見れば、その人が何を大切にしているのかが分かる」
こんな感じのことを言っていました。
その人は、どんな日でも自分でコーヒーを挽き、ご飯を炊くことを日課にしているようでした。


私には、その人のように、「日本一周をしながら何か別のことをやる」というのが全然できていなかったんです。
当時は「うらやましいなぁ」と思いましたが、そこから何か新しいことを始めるわけでもなく、私は淡々と走り続けました。


旅を終えた今なら、少し違う見え方がします。
日本一周をしながら、自分の好きな楽しいことをやる…それはとても素敵なことだし、魅力的だと思います。
ただ、私にとって好きなこと、楽しいこととは…それはつまり、前に進むことだったんです。
前に進んで、1日の終わりにビールを飲み、ブログを更新してヒップホップやレゲエを聞いて、星を見て寝る…それが幸せだったんです。


つまり私は何が言いたいのかというと、無理して新しいことにチャレンジする必要はないということです。
過酷な道を歩むのなら、せめて好きなことをやればいいんです。
好きなことが特にないのなら、前に進めばいいんです。



はい、これで日本一周の持ち物編は終了です!お付き合いいただきありがとうございました。
何か疑問や質問があったら、聞いてくださればなんでもお答えいたします!


さて、明日は私が乗った自転車について紹介しようと思います。
興味があったら見てください!


ではまた明日。

放浪の旅後日談3 持ち物編Ⅱ

みなさんこんにちは。
今回は前回に引き続き、持ち物編Ⅱということでお送りさせていただきます。
前回は四つのバッグとフロントの左側のバッグの中身について解説しましたね。
フロント右側には衣類と洗面用具が入っているのですが、そちらは次回に回そうと思います。
今回はハンドル前に入っているものと、後ろのバッグに入っているものについて解説しますね!



まずはハンドルの前にあるフロントバッグの中身です。

マスク、財布、日記、団扇、小銭入れ、ドロップ、後はお守りです。
日記のノートはB5の大きさなのですが、これがフロントバッグにぴったりフィットするんですよ。
団扇も斜めにすればちゃんと収まります。
この団扇、夏場はかなり重宝しました。
特に九州から山陰ではかなり気温も高く、坂を上っていると一瞬で体が熱くなります。
ちなみにこの団扇は基本的には外で使いません。
使うのはお店の中です。
体が熱くなって水分を買うためにコンビニやスーパーに入ったとき、この団扇があれば体を冷ますスピードが二倍くらいになります!
団扇であおいでいる時は何とも言えない幸福感に包まれるんですよ。
夏場は必需品ですね。


小銭入れは、やはり持っていた方が良いと思います。
喉が渇いて仕方がないにもかかわらず、近くにお店がないことが、田舎ではままあります。
そんな時でも、日本には旅人の仲間「自販機」があるから、一見安心できそうに見えます。
しかしそんな時…小銭と千円札がなかったらお終いです。
千円札があっても、釣銭切れの場合アウツです。
小銭をキープしていさえすれば、そんな心配はいりません。
これは前回の記事でも書きましたが、とにかく「精神衛生上重要」なんです。
「買えなかったらどうしよう」という心配があると、せいせい漕げないんですよ。


ドロップは糖分補給用で、一か月程度で食べ終わったのですが、もらいものなので缶を捨てきれず日本一周してしまいました。
後のお守りは…まぁ説明は良いでしょう。
多少の重さはありますが、一緒に日本一周したかったんです。


フロントバッグには、これらのほかに電子機器も入れていました。

これは電子機器一覧です。
イヤホンが予備を含めて2つ、コンセント3つにケーブル3つ、モバイルバッテリーが3つです。
左にある大きいのはソーラー充電器です。


モバイルバッテリーは、1つでアイフォンが2回フル充電できるくらいのスペックです。
私は自転車のナビをしてくれるアプリを入れて、それをイヤホンで片耳だけ聞きながら走っていました。
ただ、そのアプリはなかなか電池を食うんですよ。
一日走ると電池がギリギリまでいく感じです。
ソーラー充電器は雨や曇りだと使えないのですが、バッテリーが三つあれば特に困ることはありませんでした。


このソーラー充電器以外の物が、全てフロントバッグに収まります。

眼鏡を入れてこんな感じですね。
電子機器や小銭入れはまとめて百均の筆箱のようなものの中に入れていました。
スマホで写真を撮っているのでここには映っていませんが、この上にスマホを置いているといった感じです。

ちなみに、このフロントバッグには前面にポケットがついています。
その中には、このフロントバッグ用のレインカバーとスマホの三脚が入っています。
スマホの三脚は百均のものですが、最後まで頑張ってくれました。


さて、次は後ろのバッグの中身になります。
まずは調理器具です!

食器として鍋とコッフェル、後はバーナーのセットとガソリンです。
このバーナーはレギュラーガソリンを燃料としているので、ガソリンスタンドで補給が可能です。
かなり火力が出るので、お湯を沸かすのに五分とかかりません。
調理をしないと割り切るのであれば不要ですが、たまにキャンプ場で調理をするとメチャクチャうまいんですよ。
四国一日目に無料キャンプ場でしゃぶしゃぶをやったのですが、気絶するほど美味でした!
ただ、公園で火を使うのは問題になりそうなので、思ったほど使いませんでしたけどね…
旅をしている人の中では、コンビニで売っているガス缶が使えるバーナーを持っている人もいました。
登山系のバーナーはコンパクトで軽いというメリットがありますが、燃料の手に入れやすさを考えると、やはりガソリンかガス缶を使うバーナーの方が旅には向いているのではないかなと思います。

ちなみにバーナー関係の小物は、まとめれば鍋の中にすっぽり入ります。

こんな感じでコンパクトにまとまります。
さすがにガソリンの携行缶とかは入りませんけどね…


お次はキャンプ用具です。

折り畳みのイス、ランタン、蚊取り線香、座布団、それとテーブルです。
イスと座布団、テーブルは無くても何とかなるとは思いますが、これがあると野宿が楽しくなります。


あの、当たり前ですけど野宿ってまぁまぁ根性がいるんですよ。
可能であれば、私だって毎日ホテルや漫画喫茶に泊まりたいもんです。
でも、それだとお金がかなりかかるんですよね…
だからこそ、貧乏旅をするのであればできるだけ野宿が楽しくなる準備をしなければいけないのです!


あ、蚊取り線香は終盤に購入したのですが、夏場であれば必需品です。
蚊ってむかつくじゃないですか。
蚊取り線香は、実際かなり有効ですよ。
虫よけスプレーよりもよっぽど効果があるように感じました。


旅で野宿に慣れてくると、だんだんテントを張るのが面倒くさくなってくるんです。
立てるのに時間がかかるのはもちろんですが、撤収するのも時間がかかるし、朝露で濡れたりするとタオルで拭くか乾かさなければいけません。
地味に怠いんです。
でも、テントがないと虫の襲来が確定的です。
蚊取り線香はそういう時にかなり有効でした。


あとは、自転車用の工具とパンク修理キットですね。

六角レンチと、チェーン用の油、予備のチューブと後は修理キットです。
こいつらを左下の百均の袋に入れていました。
パンク修理キットは、ノリを使わないで貼れるパッチタイプのものがおススメです。
あと、予備のチューブは必需品です。
タイヤがパンクした時、パッチを使って直すのはいいんですが…直しても直しても空気が抜けるときがあるんです。
穴が複数空いていたり、穴をふさいで空気を入れている時に新たな穴が発生したりと、原因は様々です。
つまり、パンクを直してもなんかすぐにパンクする予感がしたりするんですよ。
そんな時、チューブがあれば無敵です。
新品のチューブならパンクする心配をしなくていいんです。
これも、いうなれば「精神衛生上」必要だということですね。


それと、私は四月に経験したのですが、チューブが破裂するパンクというのが稀に発生します。
穴ではなく、チューブが裂けるんですよ。
そうなったら、パンク修理キットなんてなんの意味ももちません。
チューブ、大切です。


後は保冷バッグ、水筒、非常食ですね。
非常食は、アルファ米や缶詰などがもっとあったのですが、だんだんと減って最終的にはこんな感じです。
水筒は保温機能が優秀なやつです。
こいつらがあれば、例えばコンビニやスーパーでカップ麺を買って、水筒にお湯を入れればどこでもカップ麺が食べられるんです。
そして保冷バッグ、これはビールが好きならば100%用意すべきものです。
旅の一日の終わりといえば、やはりビールです。
一日を振り返りながら、「今日もよく頑張ったなぁ」と思いながら飲むビールは格別です。
そうなると、やっぱりキンキンに冷えたものを飲みたいじゃないですか!
この保冷バッグはそれを可能にします。
四国に入る直前に買ったのですが、これは旅の途中で手に入れて一番良かったと思うアイテムかもしれません。


最後に、その他の便利グッズです。

セロハンテープにガムテープ、トイレットペーパーとサングラス、小物入れですね。
小物入れの中にはハンカチが入っています。


トイレットペーパーは何かと使えますよ。
本来の使い方はもちろんですが、調理後の鍋を拭くのにも使えますし、ティッシュとしても有用です。
ガムテープはテントに穴が開いた時に使いました。
他にも、バッグに穴が開いたときなんかも使えると思います。
セロハンテープは、ゴミを小さくまとめるときや、日本一周のプラカードの補修に使いました。
サングラスは…太陽光から目を守るのはもちろんですが、虫や砂からも守ってくれます
田舎を走っていると、蚊柱があったり、トンボやカナブンが突進してきたり、トラックが砂をばらまいたりすることがしばしばあるんです。
コンタクトをしている私にとっては、目にゴミが入る事態はなるべく避けたいので重宝しました。
ちなみにこのサングラス、昼間は黒くなるんですが、夜は透明になるんです。
どんなからくりかはわかりませんが、とにかく優秀でした。


さて、パッキングしますか。

これは後ろの左側です。
調理器具と蚊取り線香、そしてテーブルを詰め込みました。

さらにその上に、工具と便利グッズを詰めます。
これで後ろの左側は完成です。


右側には、保冷バッグ、イス、水筒、食料などを積み込みます。
縦にすると取り出しやすいんですよ。

その上にランタンとゴーグル、折り畳み傘を入れます。

後ろのバッグにはポケットがあるので、そこにサングラスとレインカバーを入れます。
まぁまぁパンパンです。

サイドにもポケットがあるので、そこには紐と鍵を入れていました。
メッシュのポケットが良い感じに絡んでくれて、物が落ちることは全くありませんでした。
このバッグ、優秀です。



残りの荷物といえば、衣類を除けばあとは日本一周のプラカードです。
これはなかなか役に立ったと思いますよ。
やはりこれがあると、話しかけられやすいし、応援もされやすいと思います。
手書きで段ボールに書いていたり、黒板やホワイトボードに書いていたりする人もいますが、パソコンで作るのがやはり見やすくていいと思います。
黒板やホワイトボードだと「〇日目」というのを書けるというメリットはありますけどね。
私は紙に印刷したものをラミネートして、さらにプラスチックの薄いケースに入れて走行していました。
雨に濡れてもへっちゃらです!


フロントバッグと後ろのバッグについてはこれくらいでしょうか。


大切なのは、多少の重さがあっても精神にストレスをかけないことだと思います。
この記事の最初にある画像とは全然違う結論になりましたが…


明日は衣類系と、用意したはいいものの結局リストラされたアイテムについてまとめようと思います!


ではまた明日。

放浪の旅後日談2 持ち物編Ⅰ

みなさんこんにちは。


今回からは「日本一周の持ち物編」と題しまして、私の装備を紹介しようと思います!

自転車で日本一周を考えている人はもちろんですが、原付やバイクで旅を考えている人や、キャンプをしようとしている人にとっても役に立つのではないかと思います!


それではいきましょう!


まずはバッグから紹介しますね。
私は、合計4つのバッグを使っていました。

これはフロントバッグ、つまり自転車のハンドルの前につけるバッグです。
上面は、おそらくもともとは地図を入れるために透明なビニールのポケットのようになっているのですが、私は旅の仲間たちの住処にしていました。
このバッグは、お店に入ったり観光したりする時はショルダーバッグとしても使えるのでかなり有用でした!


次はフロントのサイドについているバッグです。

先ほどのフロントバッグとセットになっているので、色が統一されています。
なかなかクラシカルで格好良くありませんか?
これは左右二つに分かれており、かなり大容量の収納が可能です。
多分、片方25~30リットルくらいは入ると思います。


これは少し重要なのですが、基本的に自転車というのは後輪側に体重がかかるものなんです。
自分の体重を支えるサドルは後輪の上にありますし、そもそも後輪駆動なので、後輪側には大きな負担がかかるんですよ。
だから、荷物を積む場合は前輪側が重くなるように積んだ方がバランス的に良いんです!
そういった点からも、フロントのサイドバッグの収納力というのは重要なんですよ。
前輪側が重いと、初めは自転車がふらつきますが…二時間もすれば慣れます。


前輪側はそんな感じですね。


次は後輪側のバッグです。

後輪側も両サイドに物を入れられるようになっているのですが、私のバッグは一体化しています。
別に一体化しているものが良いということはないのですが、私が調べた限りだと、このバッグが安くて容量が大きかったんです。
たしか5000円くらいで容量は50リットル入ります。
実は北海道の函館で会って、その後兵庫の豊岡で再開した、クロスバイクで日本一周をしている学生さんも、このバッグを使っていました。
防水の機能はないのですが、付属でレインカバーもついてきますので、別に困るようなことはありませんでした。


バッグについてはこんな感じですね。
ちなみに、私はパッキングする時、バッグごとに用途をまとめていました。


フロントバッグ 貴重品と電子機器
フロント右   服と洗面用具
フロント左   テントと雨具、ブランケット
リア右     キャンプ用具
リア左     調理器具その他


こうして分けておくと、例えば銭湯に入る時にはフロントバッグとフロント右をもっていけば事は足りるんですよ。
それに、右側は車がビュンビュン通るので、壊れたら致命傷になりそうなものは左側になるように積んでいましたね。
幸い大きな事故に巻き込まれることはなかったですけど。



次は持って行った物について説明しますね!
まずはテント系です。

一番上にあるのがマットです。
これは「サーマレスト」というブランドのマットで、登山のテント泊でも使っていたものです。
なかなか値段は高いのですが、困ることはありませんでした。
保温性もしっかりありますし、ちゃんと柔らかいので普通に眠れます。
マットにも色々と種類がありまして、空気を入れて膨らませるタイプのものもあるのですが…そういうタイプはパンクすると一瞬でゴミになります
コンパクトで軽いという長所はあるのですが、やはり雑に扱える方が私の性分に合っているんですよ。


その下にある三つは、いずれもテント用具です。
オレンジ色のものがテントのポールで、左下がテントの下に敷くグランドシート、右下はテントの本体とフライシート(テントの上に貼るもの)です。
ネイチャーハイクというブランドのもので、値段はかなり安く12000円くらいだったと思います。
これは今回旅をするにあたって買ったものです。
インナーテントはメッシュ生地になっているので、夏でもなんとか眠れるんじゃないかなと思ったんですよ。
結果的に、本気の夏以外ならまぁまぁ快適に過ごせました。

インナーテントとフライシートの比較です。
フライシートをかけると、それだけでだいぶ暖かくなります。
インナーテントだけだとスケスケなのでプライバシーもへったくれもあったもんじゃないですが、私はそこら辺をまったく気にしない人間なので問題ありませんでした。


テントの本体とフライシートは、もともと専用の袋があったのですが…ポールも一緒に入るようになっていたんです。
ポールは少し長いので、バッグの中に入らないんですよね。
だから私は、百均の袋に小さく丸めて入れていました。

割とフィットしているのでいい感じです。
テントは、ちょっと引きずったときに穴が開いてしまったのでガムテープで補修してあります。
雑な気もしますが、見た目以外には何の問題もありませんでした。


次は雨具関係です。

右上にあるのはレインコートです。
シラトリで買った2000円くらいの安いやつですが、特に問題はありませんでした。
折り畳み傘の右にある青いものは、フロントのサイドバッグのレインカバーです。
もともとは山登りのザックに使うレインカバーなのですが、流用可能でした。
その下にあるのは自転車カバーです。
自転車の上からかぶせるアレですね。
これは全然使わなかったので、新潟辺りで実家に送り返しました。
ゴーグルは、強い雨の中を走るのであれば必需品です!
雨が強いと、目の中に入ってきて走れたものじゃないんですよ。
しかし、ゴーグルがあれば雨の中でも無敵です。
サングラスで防御できるのはせいぜい小雨程度ですね…。
まぁ、雨が強いときに停滞するようであればいらないかもしれませんけど。
サンダルは何かと便利だと思ったので持って行ったのですが、クロックスよりもつぶせるタイプのサンダルの方が良かったような気がします。
結構かさばるんですよ。


次は寝具についてです。

右側が寝袋、左側はブランケットです。
寝袋はモンベルの「ダウンハガー#1」というもので、雪山でも使うような高性能な寝袋です。
今回の旅で使ったものの中では、自転車の次に高価なものです。
といっても、もともと登山用に購入していたので、旅に向けて買ったわけではないですけどね。
正直、これがなかったら北海道は厳しかったように思います。
私は5月に北海道を回ったのですが、夜中は基本的に気温が一桁でした。
そんな中でも、この寝袋があれば安心です。
もはやテントすらいりません。
マットを敷いて寝袋に入れば快適に眠れます。
ただ、これを使ったのは東北だけで、6月後半からは完全に置き物でした。
四国を回る前にいらないと判断して実家に送りました。
ブランケットは、寝袋を送り返してから購入したのですが、基本的に広げることはなく、枕として活用していました。



基本的には今紹介したようなものが、フロントの左側のバッグに入っています。
絶対的に長さがある「寝袋」「テントのポール」「マット」は後ろのバッグの上に積みましたけどね。

こんな感じで詰め込んで…

その上にサンダルと、サンダルの中にザックカバーを入れます。

それを閉めるとこんな感じですね!
割とパンパンなのですが、これくらいの方が中でばたつかないので安定します。


荷物については何回かでまとめるつもりでしたが、少し時間がかかりそうなので今回はこの辺にしておきますね。
明日は後ろに積んだ装備を解説しようかなと思っています!