放浪の旅後日談2 持ち物編Ⅰ
みなさんこんにちは。
今回からは「日本一周の持ち物編」と題しまして、私の装備を紹介しようと思います!
自転車で日本一周を考えている人はもちろんですが、原付やバイクで旅を考えている人や、キャンプをしようとしている人にとっても役に立つのではないかと思います!
それではいきましょう!
まずはバッグから紹介しますね。
私は、合計4つのバッグを使っていました。
これはフロントバッグ、つまり自転車のハンドルの前につけるバッグです。
上面は、おそらくもともとは地図を入れるために透明なビニールのポケットのようになっているのですが、私は旅の仲間たちの住処にしていました。
このバッグは、お店に入ったり観光したりする時はショルダーバッグとしても使えるのでかなり有用でした!
次はフロントのサイドについているバッグです。
先ほどのフロントバッグとセットになっているので、色が統一されています。
なかなかクラシカルで格好良くありませんか?
これは左右二つに分かれており、かなり大容量の収納が可能です。
多分、片方25~30リットルくらいは入ると思います。
これは少し重要なのですが、基本的に自転車というのは後輪側に体重がかかるものなんです。
自分の体重を支えるサドルは後輪の上にありますし、そもそも後輪駆動なので、後輪側には大きな負担がかかるんですよ。
だから、荷物を積む場合は前輪側が重くなるように積んだ方がバランス的に良いんです!
そういった点からも、フロントのサイドバッグの収納力というのは重要なんですよ。
前輪側が重いと、初めは自転車がふらつきますが…二時間もすれば慣れます。
前輪側はそんな感じですね。
次は後輪側のバッグです。
後輪側も両サイドに物を入れられるようになっているのですが、私のバッグは一体化しています。
別に一体化しているものが良いということはないのですが、私が調べた限りだと、このバッグが安くて容量が大きかったんです。
たしか5000円くらいで容量は50リットル入ります。
実は北海道の函館で会って、その後兵庫の豊岡で再開した、クロスバイクで日本一周をしている学生さんも、このバッグを使っていました。
防水の機能はないのですが、付属でレインカバーもついてきますので、別に困るようなことはありませんでした。
バッグについてはこんな感じですね。
ちなみに、私はパッキングする時、バッグごとに用途をまとめていました。
フロントバッグ 貴重品と電子機器
フロント右 服と洗面用具
フロント左 テントと雨具、ブランケット
リア右 キャンプ用具
リア左 調理器具その他
こうして分けておくと、例えば銭湯に入る時にはフロントバッグとフロント右をもっていけば事は足りるんですよ。
それに、右側は車がビュンビュン通るので、壊れたら致命傷になりそうなものは左側になるように積んでいましたね。
幸い大きな事故に巻き込まれることはなかったですけど。
次は持って行った物について説明しますね!
まずはテント系です。
一番上にあるのがマットです。
これは「サーマレスト」というブランドのマットで、登山のテント泊でも使っていたものです。
なかなか値段は高いのですが、困ることはありませんでした。
保温性もしっかりありますし、ちゃんと柔らかいので普通に眠れます。
マットにも色々と種類がありまして、空気を入れて膨らませるタイプのものもあるのですが…そういうタイプはパンクすると一瞬でゴミになります。
コンパクトで軽いという長所はあるのですが、やはり雑に扱える方が私の性分に合っているんですよ。
その下にある三つは、いずれもテント用具です。
オレンジ色のものがテントのポールで、左下がテントの下に敷くグランドシート、右下はテントの本体とフライシート(テントの上に貼るもの)です。
ネイチャーハイクというブランドのもので、値段はかなり安く12000円くらいだったと思います。
これは今回旅をするにあたって買ったものです。
インナーテントはメッシュ生地になっているので、夏でもなんとか眠れるんじゃないかなと思ったんですよ。
結果的に、本気の夏以外ならまぁまぁ快適に過ごせました。
インナーテントとフライシートの比較です。
フライシートをかけると、それだけでだいぶ暖かくなります。
インナーテントだけだとスケスケなのでプライバシーもへったくれもあったもんじゃないですが、私はそこら辺をまったく気にしない人間なので問題ありませんでした。
テントの本体とフライシートは、もともと専用の袋があったのですが…ポールも一緒に入るようになっていたんです。
ポールは少し長いので、バッグの中に入らないんですよね。
だから私は、百均の袋に小さく丸めて入れていました。
割とフィットしているのでいい感じです。
テントは、ちょっと引きずったときに穴が開いてしまったのでガムテープで補修してあります。
雑な気もしますが、見た目以外には何の問題もありませんでした。
次は雨具関係です。
右上にあるのはレインコートです。
シラトリで買った2000円くらいの安いやつですが、特に問題はありませんでした。
折り畳み傘の右にある青いものは、フロントのサイドバッグのレインカバーです。
もともとは山登りのザックに使うレインカバーなのですが、流用可能でした。
その下にあるのは自転車カバーです。
自転車の上からかぶせるアレですね。
これは全然使わなかったので、新潟辺りで実家に送り返しました。
ゴーグルは、強い雨の中を走るのであれば必需品です!
雨が強いと、目の中に入ってきて走れたものじゃないんですよ。
しかし、ゴーグルがあれば雨の中でも無敵です。
サングラスで防御できるのはせいぜい小雨程度ですね…。
まぁ、雨が強いときに停滞するようであればいらないかもしれませんけど。
サンダルは何かと便利だと思ったので持って行ったのですが、クロックスよりもつぶせるタイプのサンダルの方が良かったような気がします。
結構かさばるんですよ。
次は寝具についてです。
右側が寝袋、左側はブランケットです。
寝袋はモンベルの「ダウンハガー#1」というもので、雪山でも使うような高性能な寝袋です。
今回の旅で使ったものの中では、自転車の次に高価なものです。
といっても、もともと登山用に購入していたので、旅に向けて買ったわけではないですけどね。
正直、これがなかったら北海道は厳しかったように思います。
私は5月に北海道を回ったのですが、夜中は基本的に気温が一桁でした。
そんな中でも、この寝袋があれば安心です。
もはやテントすらいりません。
マットを敷いて寝袋に入れば快適に眠れます。
ただ、これを使ったのは東北だけで、6月後半からは完全に置き物でした。
四国を回る前にいらないと判断して実家に送りました。
ブランケットは、寝袋を送り返してから購入したのですが、基本的に広げることはなく、枕として活用していました。
基本的には今紹介したようなものが、フロントの左側のバッグに入っています。
絶対的に長さがある「寝袋」「テントのポール」「マット」は後ろのバッグの上に積みましたけどね。
こんな感じで詰め込んで…
その上にサンダルと、サンダルの中にザックカバーを入れます。
それを閉めるとこんな感じですね!
割とパンパンなのですが、これくらいの方が中でばたつかないので安定します。
荷物については何回かでまとめるつもりでしたが、少し時間がかかりそうなので今回はこの辺にしておきますね。
明日は後ろに積んだ装備を解説しようかなと思っています!