日本一周後の駄文

仕事を辞めて日本一周する人間の脳内とは。

放浪の旅後日談3 持ち物編Ⅱ

みなさんこんにちは。
今回は前回に引き続き、持ち物編Ⅱということでお送りさせていただきます。
前回は四つのバッグとフロントの左側のバッグの中身について解説しましたね。
フロント右側には衣類と洗面用具が入っているのですが、そちらは次回に回そうと思います。
今回はハンドル前に入っているものと、後ろのバッグに入っているものについて解説しますね!



まずはハンドルの前にあるフロントバッグの中身です。

マスク、財布、日記、団扇、小銭入れ、ドロップ、後はお守りです。
日記のノートはB5の大きさなのですが、これがフロントバッグにぴったりフィットするんですよ。
団扇も斜めにすればちゃんと収まります。
この団扇、夏場はかなり重宝しました。
特に九州から山陰ではかなり気温も高く、坂を上っていると一瞬で体が熱くなります。
ちなみにこの団扇は基本的には外で使いません。
使うのはお店の中です。
体が熱くなって水分を買うためにコンビニやスーパーに入ったとき、この団扇があれば体を冷ますスピードが二倍くらいになります!
団扇であおいでいる時は何とも言えない幸福感に包まれるんですよ。
夏場は必需品ですね。


小銭入れは、やはり持っていた方が良いと思います。
喉が渇いて仕方がないにもかかわらず、近くにお店がないことが、田舎ではままあります。
そんな時でも、日本には旅人の仲間「自販機」があるから、一見安心できそうに見えます。
しかしそんな時…小銭と千円札がなかったらお終いです。
千円札があっても、釣銭切れの場合アウツです。
小銭をキープしていさえすれば、そんな心配はいりません。
これは前回の記事でも書きましたが、とにかく「精神衛生上重要」なんです。
「買えなかったらどうしよう」という心配があると、せいせい漕げないんですよ。


ドロップは糖分補給用で、一か月程度で食べ終わったのですが、もらいものなので缶を捨てきれず日本一周してしまいました。
後のお守りは…まぁ説明は良いでしょう。
多少の重さはありますが、一緒に日本一周したかったんです。


フロントバッグには、これらのほかに電子機器も入れていました。

これは電子機器一覧です。
イヤホンが予備を含めて2つ、コンセント3つにケーブル3つ、モバイルバッテリーが3つです。
左にある大きいのはソーラー充電器です。


モバイルバッテリーは、1つでアイフォンが2回フル充電できるくらいのスペックです。
私は自転車のナビをしてくれるアプリを入れて、それをイヤホンで片耳だけ聞きながら走っていました。
ただ、そのアプリはなかなか電池を食うんですよ。
一日走ると電池がギリギリまでいく感じです。
ソーラー充電器は雨や曇りだと使えないのですが、バッテリーが三つあれば特に困ることはありませんでした。


このソーラー充電器以外の物が、全てフロントバッグに収まります。

眼鏡を入れてこんな感じですね。
電子機器や小銭入れはまとめて百均の筆箱のようなものの中に入れていました。
スマホで写真を撮っているのでここには映っていませんが、この上にスマホを置いているといった感じです。

ちなみに、このフロントバッグには前面にポケットがついています。
その中には、このフロントバッグ用のレインカバーとスマホの三脚が入っています。
スマホの三脚は百均のものですが、最後まで頑張ってくれました。


さて、次は後ろのバッグの中身になります。
まずは調理器具です!

食器として鍋とコッフェル、後はバーナーのセットとガソリンです。
このバーナーはレギュラーガソリンを燃料としているので、ガソリンスタンドで補給が可能です。
かなり火力が出るので、お湯を沸かすのに五分とかかりません。
調理をしないと割り切るのであれば不要ですが、たまにキャンプ場で調理をするとメチャクチャうまいんですよ。
四国一日目に無料キャンプ場でしゃぶしゃぶをやったのですが、気絶するほど美味でした!
ただ、公園で火を使うのは問題になりそうなので、思ったほど使いませんでしたけどね…
旅をしている人の中では、コンビニで売っているガス缶が使えるバーナーを持っている人もいました。
登山系のバーナーはコンパクトで軽いというメリットがありますが、燃料の手に入れやすさを考えると、やはりガソリンかガス缶を使うバーナーの方が旅には向いているのではないかなと思います。

ちなみにバーナー関係の小物は、まとめれば鍋の中にすっぽり入ります。

こんな感じでコンパクトにまとまります。
さすがにガソリンの携行缶とかは入りませんけどね…


お次はキャンプ用具です。

折り畳みのイス、ランタン、蚊取り線香、座布団、それとテーブルです。
イスと座布団、テーブルは無くても何とかなるとは思いますが、これがあると野宿が楽しくなります。


あの、当たり前ですけど野宿ってまぁまぁ根性がいるんですよ。
可能であれば、私だって毎日ホテルや漫画喫茶に泊まりたいもんです。
でも、それだとお金がかなりかかるんですよね…
だからこそ、貧乏旅をするのであればできるだけ野宿が楽しくなる準備をしなければいけないのです!


あ、蚊取り線香は終盤に購入したのですが、夏場であれば必需品です。
蚊ってむかつくじゃないですか。
蚊取り線香は、実際かなり有効ですよ。
虫よけスプレーよりもよっぽど効果があるように感じました。


旅で野宿に慣れてくると、だんだんテントを張るのが面倒くさくなってくるんです。
立てるのに時間がかかるのはもちろんですが、撤収するのも時間がかかるし、朝露で濡れたりするとタオルで拭くか乾かさなければいけません。
地味に怠いんです。
でも、テントがないと虫の襲来が確定的です。
蚊取り線香はそういう時にかなり有効でした。


あとは、自転車用の工具とパンク修理キットですね。

六角レンチと、チェーン用の油、予備のチューブと後は修理キットです。
こいつらを左下の百均の袋に入れていました。
パンク修理キットは、ノリを使わないで貼れるパッチタイプのものがおススメです。
あと、予備のチューブは必需品です。
タイヤがパンクした時、パッチを使って直すのはいいんですが…直しても直しても空気が抜けるときがあるんです。
穴が複数空いていたり、穴をふさいで空気を入れている時に新たな穴が発生したりと、原因は様々です。
つまり、パンクを直してもなんかすぐにパンクする予感がしたりするんですよ。
そんな時、チューブがあれば無敵です。
新品のチューブならパンクする心配をしなくていいんです。
これも、いうなれば「精神衛生上」必要だということですね。


それと、私は四月に経験したのですが、チューブが破裂するパンクというのが稀に発生します。
穴ではなく、チューブが裂けるんですよ。
そうなったら、パンク修理キットなんてなんの意味ももちません。
チューブ、大切です。


後は保冷バッグ、水筒、非常食ですね。
非常食は、アルファ米や缶詰などがもっとあったのですが、だんだんと減って最終的にはこんな感じです。
水筒は保温機能が優秀なやつです。
こいつらがあれば、例えばコンビニやスーパーでカップ麺を買って、水筒にお湯を入れればどこでもカップ麺が食べられるんです。
そして保冷バッグ、これはビールが好きならば100%用意すべきものです。
旅の一日の終わりといえば、やはりビールです。
一日を振り返りながら、「今日もよく頑張ったなぁ」と思いながら飲むビールは格別です。
そうなると、やっぱりキンキンに冷えたものを飲みたいじゃないですか!
この保冷バッグはそれを可能にします。
四国に入る直前に買ったのですが、これは旅の途中で手に入れて一番良かったと思うアイテムかもしれません。


最後に、その他の便利グッズです。

セロハンテープにガムテープ、トイレットペーパーとサングラス、小物入れですね。
小物入れの中にはハンカチが入っています。


トイレットペーパーは何かと使えますよ。
本来の使い方はもちろんですが、調理後の鍋を拭くのにも使えますし、ティッシュとしても有用です。
ガムテープはテントに穴が開いた時に使いました。
他にも、バッグに穴が開いたときなんかも使えると思います。
セロハンテープは、ゴミを小さくまとめるときや、日本一周のプラカードの補修に使いました。
サングラスは…太陽光から目を守るのはもちろんですが、虫や砂からも守ってくれます
田舎を走っていると、蚊柱があったり、トンボやカナブンが突進してきたり、トラックが砂をばらまいたりすることがしばしばあるんです。
コンタクトをしている私にとっては、目にゴミが入る事態はなるべく避けたいので重宝しました。
ちなみにこのサングラス、昼間は黒くなるんですが、夜は透明になるんです。
どんなからくりかはわかりませんが、とにかく優秀でした。


さて、パッキングしますか。

これは後ろの左側です。
調理器具と蚊取り線香、そしてテーブルを詰め込みました。

さらにその上に、工具と便利グッズを詰めます。
これで後ろの左側は完成です。


右側には、保冷バッグ、イス、水筒、食料などを積み込みます。
縦にすると取り出しやすいんですよ。

その上にランタンとゴーグル、折り畳み傘を入れます。

後ろのバッグにはポケットがあるので、そこにサングラスとレインカバーを入れます。
まぁまぁパンパンです。

サイドにもポケットがあるので、そこには紐と鍵を入れていました。
メッシュのポケットが良い感じに絡んでくれて、物が落ちることは全くありませんでした。
このバッグ、優秀です。



残りの荷物といえば、衣類を除けばあとは日本一周のプラカードです。
これはなかなか役に立ったと思いますよ。
やはりこれがあると、話しかけられやすいし、応援もされやすいと思います。
手書きで段ボールに書いていたり、黒板やホワイトボードに書いていたりする人もいますが、パソコンで作るのがやはり見やすくていいと思います。
黒板やホワイトボードだと「〇日目」というのを書けるというメリットはありますけどね。
私は紙に印刷したものをラミネートして、さらにプラスチックの薄いケースに入れて走行していました。
雨に濡れてもへっちゃらです!


フロントバッグと後ろのバッグについてはこれくらいでしょうか。


大切なのは、多少の重さがあっても精神にストレスをかけないことだと思います。
この記事の最初にある画像とは全然違う結論になりましたが…


明日は衣類系と、用意したはいいものの結局リストラされたアイテムについてまとめようと思います!


ではまた明日。

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